◇2日 オープン戦 巨人1―4ヤクルト(東京ドーム) 巨人の田中将大投手(36)が先発し、2イニングを2安打無失点と順調な調整ぶりを見せた。阿部監督は「6番目だと思うよ。入れているつもり」と開幕ローテーション入りを明言。このまま日曜日の登板を続けていく予定で、順調なら開幕3戦目の30日、同じ東京ドームのヤクルト戦で公式戦デビューを迎える。 ◆田中将大と坂本勇人、手をつなぎウォーミングアップ【写真】 巨人のユニホームを着て、初めて東京ドームのマウンドに登った。「これだけたくさんのファンの方がスタンドを埋め尽くしてくださっている。この声援の力は非常に大きいと、改めて今日感じました」。G党の声援を背に、日米通算197勝の実力を発揮した。 初回は先頭の赤羽に追い込んでから中前打を許すも、続く3人を全てフライアウト。2回は1死から浜田に二塁打を打たれたが、後続2人を内野ゴロに仕留めた。2安打されたスプリットの制球を課題に挙げつつも、「心配はしていない」とキッパリ。最速145キロながら「真っすぐは全て、少し打者を押し込めていたかな」と手応えを明かした。 降板後はブルペンで1イニング相当の24球を”おかわり”し、9日に甲子園のオープン戦で3イニングが予定される次回登板に備えた。指揮官は「抑える術は知っているので、あとは本人が頑張ってくれると思いますよ」と信頼を寄せ、杉内投手コーチも「しっかり投げてくれた。あとは長いイニングを投げられるスタミナをつけて」と調整に太鼓判。4週間後の「サンデー マーくん」誕生へ、同じ場所で同じチームを相手に、完璧な予行演習を終えた。
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