【ブリュッセル=酒井圭吾】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は6日、ブリュッセルでの欧州連合(EU)特別首脳会議に出席し、ロシアとの停戦の条件に「空域と海域、エネルギー施設、黒海での休戦と捕虜交換」を挙げた。ゼレンスキー氏はこうした措置について「戦争終結への序章にすぎない」と述べた上で、「ウクライナを放棄する代償を払ってまで平和を望んでいるわけではない」と強調した。 【動画】手で肩を押す場面も…激しく口論するトランプ氏とゼレンスキー氏
フランスのマクロン大統領は、停戦の第1段階として空域や海域、エネルギー関連施設に関する戦闘を1か月間休止する案を明らかにしており、ゼレンスキー氏も同調している。
一方、AFP通信などによると、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は6日の記者会見で、マクロン氏らが提案した停戦案について、「最終的な解決には確固たる合意が必要だ。それなしに何らかの猶予を与えることは絶対に受け入れられない」と語り、否定的な見方を示した。ザハロワ氏は、ウクライナが一時停戦を利用して軍事力を強化し、報復に利用するとの主張を展開した。
一方、セルゲイ・ラブロフ露外相は6日の記者会見で英仏が検討する停戦後のウクライナへの平和維持部隊派遣について、「北大西洋条約機構(NATO)の駐留とみなす」と指摘し、受け入れない姿勢を改めて強調した。
6日のEU特別首脳会議では、EUとウクライナが連帯して停戦交渉に関与することで合意した。会議後に発表された文書には、▽ウクライナの領土保全と主権の尊重▽ウクライナと欧州の関与しない交渉は認められない――ことなどが盛り込まれた。ロシアの意向を重視するハンガリーは文書に署名せず、EU加盟26か国の合意となった。
Advertisement
Advertisement



Advertisement
Advertisement






Advertisement
Advertisement











Advertisement




















Advertisement