◇オープン戦 ドジャースーホワイトソックス(2025年3月3日 グレンデール) ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)のホワイトソックス戦に「1番・DH」で出場。4回無死からの第2打席で、出場2試合連続となる安打を放った。この日は2打席の出場で2打数1安打だった。 【写真あり】大谷が試合で試した“新スライディング” 先頭打者で迎えた初回の第1打席ではホワイトソックス先発・マーティンと対戦。フルカウントから投じられた外角スライダーに手が出ず、見逃し三振に倒れた。しかし次打席でキッチリと結果を出してみせた。 2番手・アダムスの投じた初球、高めカットボールを振り抜くと、詰まらされながらも力で中前へと運んだ。まさかの光景はここからだった。この日、一塁コーチを務めたのはクリス・ウッドワード内野コーチではなく、背番号16を付けたマイナーのコーチ。ウッドワードコーチが同時刻で行われている敵地のアスレチックス戦に遠征しているため、傘下3Aオクラホマシティのマニー・ブリス打撃コーチが臨時で一塁コーチを務めていた。 大谷は昨年から出塁時に一塁コーチとヘルメットを突き合わせる「ヘッド・バンプ」をルーティンとしてきた。クレイトン・マッカラー一塁コーチとヘルメットを幾度も“バンプ”させてきたが、同コーチは今季からマーリンズの新監督に就任。“役割”はウッドワードコーチが引き継いでいた。 しかしこの日は臨時の一塁コーチ。儀式は頭になかったのか、大谷が左に首を傾けるも、ブリスコーチは視線を本塁方向にやったまま動かず。大谷は首を90度近くまで曲げたが、結局交わることはなかった。 試合前にはホワイトソックスに所属するかつての仲間たちとの再会で旧交を温めた。前エンゼルス打撃コーチのマーカス・テームズ打撃コーチ、前ドジャースのバルガスらとハグして談笑。リラックスムードで臨んだ試合だった。 今季初の対外試合出場となった2月28日(日本時間3月1日)の古巣エンゼルスとのオープン戦でも先頭打者本塁打を記録。花巻東の先輩でもあり、エ軍の開幕投手に内定している菊池雄星からの一発だった。 1日(同2日)のジャイアンツ戦は欠場。2試合ぶりの出場でまた一歩、調整を進めた形だ。昨秋ワールドシリーズで脱臼した左肩をオフに手術し、キャンプイン当初は可動域の動作制限があったが、実戦をこなしながら、開幕を逆算しての調整を進めている。エンゼルス戦後には「去年も今年もちょっと遅れてはいるので、それを踏まえても50打席くらい立てれば。(投手の映像が流れ投球を再現する打撃マシン)トラジェクト(アーク)も含めて立てればいいかな思います」とプランを口にしていた。
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