ロッテは10日、佐々木朗希投手(23)のポスティングシステム申請が完了し、米大リーグ機構(MLB)から受理した旨の通知があったと発表した。MLBから通知された佐々木と米大リーグ球団との契約交渉期限は、米国東部時間の12月10日午前8時(日本時間10日午後10時)から2024年1月24日午前8時(同24日午後10時)まで。25歳未満の佐々木はMLBのいわゆる「25歳ルール」が適用され、マイナー契約からのスタートとなる。契約金や年俸は大幅に制限されることになるが、契約が成立すれば、契約金と年俸の総額に応じてロッテへの譲渡金が決まる。 11月17日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで開催された「MARINES FAN FEST 2024」に参加した佐々木は「今回球団に後押ししていただき、メジャーに挑戦することになりました。5年間、熱いご声援ありがとうございました。ケガなどでなかなかうまくいかず、つらいときもあったんですけど、監督やコーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方に支えられ、乗り越えることができました。今回、これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張っていきます。本当にありがとうございました」とポスティング容認発表後、初めて自らの口でファンに対して感謝のあいさつ。吉井理人監督は「朗希は5年間マリーンズに所属していいピッチャーに育ってくれました。そしてマリーンズにもすごく貢献してくれました。挑戦する若い選手を本当に応援したい。心から温かく送り出したいと思っています」と語っていた。 佐々木は2022年4月10日のオリックス戦に登板し、プロ野球史上最年少となる20歳5カ月で完全試合を達成。プロ5年間で規定投球回に到達したシーズンは1度もないが、今季は自身最多の10勝(5敗)を挙げ、防御率2・35。通算成績は64試合に登板して29勝15敗、防御率2・10。
Advertisement
Advertisement



Advertisement
Advertisement






Advertisement
Advertisement











Advertisement




















Advertisement