フォーミュラE開幕戦サンパウロE-Prixは、赤旗が二度出される波乱のレースとなったが、中でも2度目の赤旗の原因となったクラッシュではパスカル・ウェーレイン(ポルシェ)のマシンが上下逆さまになるという戦慄の瞬間となった。 【リザルト】フォーミュラE開幕戦:サンパウロE-Prix レース終盤、ジャガーのニック・キャシディがトップを走行。2番手には最後尾グリッドから浮上したチームメイトのミッチ・エバンスが続いていた。 29周目のストレートでアタックモードを使って首位に浮上したエバンスと対照的に、キャシディには後続のマシンが襲いかかった。30周目、キャシディはDSペンスキーのマキシミリアン・ギュンターとウェーレインに攻められ、ターン4~5のシケインでタイトなポジションに追いやられた。 両側のマシンに挟まれる形となったキャシディは行き場を失い、接触でサスペンションにダメージを負ってしまった。このダメージにより、キャシディのマシンは続くフラットアウトの右コーナーのターン6でターンできず、ウェーレイン車の側面に接触。ウェーレインのマシンはサーキット外側のバリアと激しく接触した後、上下逆さまになって止まった。 ウェーレインはマシンに閉じ込められたものの、自分が無事であることを無線で報告。幸い大きな怪我はなく、赤旗が提示されて彼の救出とマシンが回収が行なわれた。 予防的な措置として病院に運ばれたウェーレインだが、ポルシェの広報担当者はウェーレインに怪我がないことを確認し、家族と会話したあとレース終了を見守ったという。 スチュワードにお咎めなしと裁定され、この件でペナルティを受けることがなかったキャシディは、Autosportに事故について次のように語った。 「クルマがひっくり返っているのを見るのは気分が悪くなるものだから、彼が無事で本当に良かった」 「2台の車が後ろから前に出てきて、2台とも僕を挟んでしまったんだ。あそこでどうすればよかったのか分からない」 赤旗中断中にキャシディのマシンはピットに戻され、チームはマシンを修復。残り4周で再開されたレースにも合流したが、アクシデントとは無関係と思われる問題が発生したため、チェッカー前にリタイアを選んだ。 「僕たちはエネルギーの問題があって、最後の数周はソフトウェアになにか問題が起きた」 「何かが曲がっていたのか、壊れていたのかは分からない。復帰するために多くの修復作業が必要だった。それから他のことが起きて、レースを終えることにしたんだ」
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