ヒーローから一転…。ヤンキースからFAとなり、去就が注目されていたフアン・ソト外野手(26)がメッツに移籍すると8日(日本時間9日)にMLB公式サイトなどが伝えた。 今季は157試合に出場して自己最多となる41本塁打を記録し、打率2割8分8厘、109打点の好成績をマーク。メジャー通算7年間で201発、592打点の打棒は戦力増強を図る各球団から引く手あまたとなり、大争奪戦の末に15年7億6500万ドル(約1147億3650万円)でメッツと合意した。 金額は昨オフの大谷翔平投手(30=ドジャース)の10年総額7億ドル(約1015億円=締結時)を上回る史上最高額。規模の大きさで全米に衝撃をもたらしただけでなく、在籍していたヤンキースも新天地のメッツも本拠地はニューヨークだ。リーグは異なってもヤンキースファンは黙っていられなかったようだ。 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「フアン・ソトがメッツと契約した後、ヤンキースファンはみんな同じことを言った」と伝え「裏切り者」と投稿されたSNSを紹介。この現象について「ヤンキースファンが、すぐにソトを敵視することは驚くことには当たらない。トップ・フリーエージェントが新しいチームと契約するのは一つのことだ」としながらも「同じ都市にとどまりながら、最大のライバルの一つでプレーすることを選ぶのは、また別の話だ」とファンの思いを代弁した。 また「ヤンキースファンにとって、メッツが来シーズンに向けてマーケティング・キャンペーンを展開すれば、街のあちこちで目にすることになるであろうソトの看板を避けるのは難しいだろう」とも指摘。メッツの一員となって街中に設置されるかもしれない広告を見るたび、ヤンキースファンの心情を逆なでしていくということなのか…。 大谷がロサンゼルスのエンゼルスからドジャースに移籍し、古巣本拠地に凱旋した際は球団を挙げて大歓迎された。ソトの場合は果たして――。
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