日本だけでなく、世界のホースマンが注目する冬の恒例行事となった香港国際競走。 今年は開催されたGⅠレース中、3戦で地元香港の馬が優勝を果たし、世界中に香港競馬のレベルの高さを知らしめる形になった。 【ガチ予想】2歳牝馬チャンピオン決定戦「阪神JF」をガチ予想!キャプテン渡辺の自腹で目指せ100万円!
香港国際競走の最終レース芝2,000m(右)で行われた香港カップ。 このレースは三冠牝馬のリバティアイランド、ダービー馬のタスティエーラが参戦したが… ここまで2連覇を果たした香港競馬の大スターで今年の安田記念を制したロマンチックウォリアーが断トツの存在。 史上初となる香港カップ3連覇を目指す香港の英雄の前では2頭は引き立て役にならざるを得なかった。 そんな評価を覆したいと望んだ一戦だったが… レースでは逃げたアイルランドのウイングスパンをタスティエーラが追走し、そのすぐ後ろの4番手にロマンチックウォリアー。 リバティアイランドは末脚を溜めるように中団やや後方というポジショニングを取っていった。 4コーナーを回って直線へと入る際、タスティエーラが逃げるウイングスパンに並びかけていったが、ロマンチックウォリアーはそのすぐ後ろをピッタリと追走。 そして最後の直線、早めに先頭に立ったタスティエーラにロマンチックウォリアーが襲い掛かった。 残り200m。ロマンチックウォリアーがタスティエーラを交わして先頭に立ち、リードを広げていくと外から猛然と追い込んできたのがリバティアイランドだった。 川田将雅の激しいアクションに呼応するかのようにグングンと伸びていったが……時すでに遅し。ロマンチックウォリアーはリバティアイランドの追撃を封じてそのままゴール。 鞍上のジェームズ・マクドナルドが馬上で喜びを爆発させるというパフォーマンスを見せながら堂々の勝利を飾り、リバティアイランドは1馬身半差の2着に入るのが精いっぱい。 さらに1馬身1/4遅れた3着にタスティエーラが入った。 川田はレース後「ロマンチックウォリアーには完敗だった」と相手の強さを称えながらも「リバティアイランドのレースをしてくれた。前走の内容を考えるとちゃんと走ってくれたと思う」と天皇賞(秋)の大敗から復調していたことを評価したコメントを残した。 タスティエーラに騎乗したダミアン・レーンもロマンチックウォリアーの強さを認めつつ「ダービーの時から精神面と力の面で成長を感じた」と、復調気配を見せるダービー馬の充実ぶりをそう評した。 結果的に今年も日本馬はシャティン競馬場で勝ち星を挙げることはできず、中には不完全燃焼で終わった馬もいた。 しかし、リバティアイランドやソウルラッシュが見せた走りは必ず来年以降の日本馬の海外遠征の糧となるのは間違いないはずだ。 ■文/福嶌弘
香港カップ(G1)着順
2024年12月8日(日)シャティン競馬場(香港) 着順 馬名(性齢 騎手)人気 1着 ロマンチックウォリアー(セ6J.マクドナルド)1 2着 リバティアイランド(牝4 川田将雅)2 3着 タスティエーラ(牡4 D.レーン)3 4着 ザフォクシーズ(牡4 O.マーフィー)9 5着 ストレートアロン(セ6 B.アヴドゥラ)7 6着 カリフ(セ5 A.デフリース)8 7着 コンテント(牝3 R.ムーア)5 8着 スピリットダンサー(セ7 O.オーア)6 9着 ニンブルニンバス(セ7 A.アッゼニ)11 10着ウイングスパン(牝3 W.ローダン)4 11着エンカウンタード(セ5 H.ボウマン)10 ※結果・出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
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