プロ野球の現役ドラフトが9日、オンラインで行われ、阪神は巨人の畠世周投手(30)を指名した。 【写真】愛妻の似顔絵を披露する畠世周 プロ野球を東西で引っ張ってきた老舗ライバル球団として知られる両軍。歴史上、選手の行き来は多くなかったが近年やや増えてきている。 移籍は結果的に実現しなかったが、ホットなところではこのオフ、阪神からFA宣言した大山悠輔内野手(29)に巨人が巨額のオファー。最後は巨人移籍か残留かの選択になったが、11月末に阪神残留が決まった。いまだ両軍間でFA移籍が成立した例はない。 巨人阿部慎之助監督(45)や主力選手がメディアを介して阪神の主砲に大々的にラブコールを送るという、これまでとは様相の違った白熱の「伝統の一戦」だった。 巨人は23年オフ、そのシーズンまで阪神にいたカイル・ケラー投手(31)と契約した。シーズン中に家庭の事情で帰国し、オフに自由契約になっていた。移籍1年目の今季、いきなり古巣と優勝争い。ケラーは中継ぎで52試合、20ホールド、防御率1・53と阪神在籍時以上の働きで、優勝に大きく貢献した。 現役ドラフトで阪神が巨人の選手を指名したのは初めて。逆の例では昨年、巨人が馬場皐輔投手(29)を指名している。この年はケラー、馬場と2人が同時に阪神から巨人に移った。 外国人では98、99年に阪神でプレーした左腕ダレル・メイ投手が巨人移籍後に大活躍。阪神では2年で計10勝だったが巨人では00年に12勝、01年に10勝を挙げた。
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