紀伊半島ぐるり一周 さらに前進
三重県と和歌山県の県境をつなぐ「新宮紀宝道路」が2024年12月7日、ついに開通を迎えました。 重要なネットワークとなる道路の開通に、ネット上でも話題になっています。 【画像】超便利!? これが壮大な「新宮紀宝道路」のルートです(20枚)
紀伊半島の沿岸部では、大阪府から和歌山、三重県に至るまでぐるっと一周する高速道路の整備が大詰めとなっています。 西側からは、近畿道の紀伊田辺ICからさらに延伸し、最南端である串本市を抜ける「すさみ串本道路」工区が工事中となっています。 いっぽう東側は、熊野市から先が工事中区間となっていて、新宮~那智勝浦~太地の一部区間が「飛び地状態」で開通済みです。 さて、今回開通した「新宮紀宝道路」は、その東側の部分で、ちょうど三重・和歌山県境にあたる延長約2.4kmの工区。新宮市と紀宝町のあいだには雄大な熊野川河口部が流れていますが、河口部にかかる「熊野川河口大橋」で一気に両市町をつなぎます。 もともとここを渡るのは大変で、上流側にかかる国道42号(とその旧道)の熊野大橋くらいしかなく、渋滞に悩まされていました。さらに国道42号は市街地の真ん中を抜けるため、信号待ちや生活道路との混在で時間がかかっていました。 新宮紀宝道路により、三重県方面と那智勝浦方面を抜けていく交通は、新宮中心街を完全スルーで信号ゼロでバイパスできるようになりました。 あとは、南側の「新宮道路」(4.8km)が完成すれば、太地まで開通済みの区間へつながり、いよいよ新宮市内をまるごと信号ゼロで通過可能になります。また三重県側でも、北へ延伸する「紀宝熊野道路」(15.6km)が事業中です。 ※ ※ ※ ネット上では「これで新宮の渋滞マシになるね」「この辺ノロノロだから新ルートは有り難い」「めちゃめちゃ快適」など、開通を歓迎するコメントが見られます。 いっぽうでやはり「はやく那智勝浦までつなげてくれ!」「橋を渡って新宮市内に下りたところが詰まっている」といった声も。 気になる「新宮道路」工区の進捗ですが、現在は詳細設計が進んでいるところです。
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